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トランプ関税の不透明感で資産が変動!急落後の資産額を公表します。

経済指標

こんにちは!投資を始めて数年、順調に資産を増やしてきた私ですが、最近の市場の急落で大きく資産が変動しました。今回はその背景と、急落前後の資産状況をデータとグラフで振り返りながら、私の投資戦略や感じたことをシェアしたいと思います。特に、トランプ関税の先行きが不透明な中でどう動いたか、そしてこの相場で感じた現金の重要性やレバレッジの危険性についてもお話しします。
トランプ関税については、以前の記事を参照ください。

急落の背景:トランプ関税の不透明感

今回の急落の大きな要因の一つは、トランプ大統領の関税政策に関する不透明感です。トランプ政権が再び関税引き上げをちらつかせ、米中貿易摩擦の再燃懸念が高まったことで、市場全体がリスクオフモードに突入しました。特に、私のポートフォリオでは株式や投資信託が大きく影響を受けました。このような不確実性が高い時期は、市場の動きが読みづらく、投資家にとって難しい局面となります。

急落前後の資産状況

急落前と急落後の資産状況を以下の表にまとめました。

合計(円)2857424627117976-1,456,270
現金700913084760321,466,902
投資信託1785687016504698-1,352,172
暗号資産12144171166880-47,537
株式(現物)2493829970366-1,523,463

グラフで見る資産の変化

以下のグラフは、急落前(青)と急落後(オレンジ)の資産額を比較したものです。

グラフを見ると、全体の資産額が約145万円減少しているのがわかります。以下に、具体的な動きを振り返ります。

1. 現金ポジションの増加

現金は約147万円増加し、8,476,032円となりました。これは、トランプ関税の先行きが不透明だったため、コア・サテライト戦略のサテライト部分(リスクの高い資産)のほとんどを売り払った結果です。サテライト部分には、主に個別株や一部の暗号資産が含まれていましたが、市場の不確実性が高まる中でリスクを抑えるために現金化しました。

2. 投資信託は長期保有を継続

投資信託は約135万円減少し、約17%の下落となりました。私のポートフォリオでは投資信託がコア部分に位置付けられており、長期投資が基本方針です。そのため、今回の急落でも売却せずに持ち続けました。積み立て設定もそのまま継続しているので、機械的に積み立てが行われています。こうした自動積み立ては、感情に左右されずに投資を続けるための良い仕組みだと改めて感じました。

3. 株式(現物)の大幅な下落

株式は約152万円の減少で、元々の約250万円から97万円まで下がりました。これは、現金ポジションにて説明したように株式を売って現金化したためです。

4. 暗号資産は比較的安定

暗号資産は約4.8万円の減少で、約4%の下落にとどまりました。暗号資産はボラティリティが高いイメージがありますが、今回の急落では比較的影響が少なかったようです。

今回の相場で感じたこと:レバレッジの危険性と現金のありがたさ

このような相場を経験して、改めて感じたことが2つあります。

1. レバレッジの危険性

レバレッジ商品は、一般の投資家に人気のSOXL(Direxion Daily Semiconductor Bull 3X Shares)を見ればわかるように、長期投資には向いていないことを痛感しました。SOXLは半導体セクターに3倍のレバレッジをかけたETFです。以下のチャートは、SOXLの過去数年間の価格推移です。

チャートを見ると、SOXLは2018年の水準まで価格が戻ってしまっています。2021年頃に高値を付けた後、ボラティリティの影響で大きく下落し、長期保有していた投資家にとっては大きな損失となっています。レバレッジ商品は短期的な値動きを狙う場合には有効かもしれませんが、長期保有すると日々の値動きによる減価(デイリー・リバランスの影響)が積み重なり、資産を大きく減らすリスクがあります。今回の急落でも、レバレッジをかけていた投資家は大きな損失を被ったケースが多いのではないでしょうか。

2. 現金のありがたさ

現金ポジションを増やしたことで、心の安定が保てました。現金がないと、急落時に手持ちの株を売るしか選択肢がなくなりますが、今回は現金を確保していたことで、慌てて売却せずに済みました。現金は「機会のコスト」を確保するだけでなく、精神的な余裕をもたらしてくれる重要な資産だと再認識しました。投資家として、一定割合の現金を常に持っておくことを強くお勧めします。

今後の戦略:FRBとトランプ大統領の動きを見守る

トランプ関税の先行きが不透明な今、決め打ちせずに市場の動きを見守ることが重要だと考えています。具体的には、以下のような戦略を立てています。

FRBとトランプ大統領のアクションを注視

市場の方向性は、FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策やトランプ大統領の関税政策に大きく左右されます。FRBの利下げペースや、関税に関する具体的な発言・政策が発表されるまでは、大きなポジションを取らずに様子を見ようと思います。

現金の比率を維持

現金を一定割合確保しておくことで、次の投資チャンスに備えます。市場が落ち着いたタイミングで、割安になった資産を買い増すチャンスを狙いたいです。

長期目線を忘れない

投資信託のコア部分は引き続き長期保有し、積み立てを継続します。一時的な下落に動じず、長期的な成長を目指す姿勢を維持します。

まとめ

今回の急落で私の資産は約145万円減少しましたが、トランプ関税の不透明感を背景に、サテライト部分を現金化することでリスクを抑えました。レバレッジの危険性や現金の重要性を改めて実感し、今後の投資戦略にも活かしていきたいと思います。市場の不確実性が高い今、FRBやトランプ大統領の動きを見守りながら、冷静に投資を続けていきましょう。

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